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前回に引き続き社会人編の紹介です。
一言でいうとポンコツ時代。笑
いくつかのサロンで働いてきましたが思い出していると胸がギュン❗️と締め付けられて胎教に悪いだろうなと思いながら投稿が遅くなった次第です。
言い訳です。ごめんなさい。笑
専門学校を卒業後、私は第一希望のエステ業界最大手のサロンに就職することができました。
試験は4?5次試験まであったはずです。
とにかく憧れの職場。
学生時代にそのエステサロンにお客さんとして通っていたんですが、学生なのでお金もなく金額を指定して少しずつ通っていました。
脱毛・フェイシャル・ボディなど、とにかくたくさんのメニューがあり、行くたびに綺麗なお姉さんと空気がピシッとするような凛とした雰囲気が好きでした。
夢だったサロンでドキドキの社会人をスタートさせます。
全国チェーンだったので東京志望でしたが東北の支店に勤務します。
まず初めに2ヶ月間、研修をするために東北ブロックの同期と一緒に仙台で寮生活です。
ここで想像以上の厳しさに多くの同期が辞めていくのを目の当たりにします。
研修期間中に仲良くなったインストラクターの方が教えてくれましたが、私が配属された支店は全国で一番厳しいサロンと認知されているお店でした。
ただ、業界で一番の中の一番厳しいサロン。そこでやっていければどこでも通用するようなエステティシャンになれるのでは?とポジティブに考えた私はそれはそれで楽しみにしていました。
研修明け、サロンに配属された私は衝撃を受けます。
先輩方は10年以上のベテランしかおらず、同期と二人、震え上がる毎日を過ごしました。笑
新人でも数百万のノルマ。挨拶を返してくれない上司。休憩はあるのかないのかないのか一気食い。笑
夜遅くまで残業なんて当たり前。売上を作れなければ自腹も当たり前。美容が好きではないと続けられないと思いました。
(10年も前の話です。サロンで方針も違いますし、今は美容業界も変わりました。)
上司に挨拶返してほしい‼︎と話した時(我ながらよく発言したなと思います。笑)
売上をあげないスタッフに挨拶するつもりはない。とバッサリ斬られます。もう衝撃ですよね笑
3ヶ月以上、新人が辞めないでいたのは数年ぶりと恐ろしい声もいただきました。
そりゃあそうだ。笑
もちろん、庇ってくれる先輩もいました。ご飯に連れて行ってくれたり、お泊まりもしました。
めちゃくちゃ恐くて恐くて恐い方でしたが、仕事はバリバリできて尊敬できる方でした。
できるだけ近付きたいとサロンに置いてある商品は良さを知るために全て使ってみました。
もちろん、お給料は全て注ぎ込みます。笑
お金がなさすぎて、サバ缶だけでご飯を食べたり、スーパーが空いている時間に間に合わないのでコンビニ飯がほとんど。
お給料日前はコンビニでたまったポイントで食べ物を買っていました。泣
おかげで肌はボロボロ。5㎏以上太り入社時と顔が変わり店頭に立つことを許されなくなります。
どんなに高くていい化粧品を使っても、食事、睡眠、そして精神が健康でなければ美しくなれないと知ります。
辛くても憧れて入社した会社。負けず嫌いな性格と意地もあり、愚痴はたくさんあっても会社の悪口を言われることは嫌でした。プライドがあったんです。笑
そして接客も好きでした。一番お客様とお話ししている時が好きだったのでとにかく施術ばっかりしていました。
でも、ふと思うんですよね。私は何になりたいんだろう?と。これでいいのか?と。友達にも家族にも会えず寝るためだけに家に帰る毎日。
結果、約3年の年月お世話になり退職しました。
仕事ができるようにしてくれたのはこの職場のおかげだったと今となっては思います。
しっかりとした技術指導、毎週開かれる勉強会でたくさんの知識も増えました。人間関係に悩むことは多くありましたが、色々な意味でなかなかできない経験ができたと思っています。
ただ、私は通用しなかった。これが事実です。頑張れなかった。
学生とは違うのは覚悟していたけど、ここまで役に立たないのか。自信をなくしました。
地元に帰り、エステティシャンを諦めようか・・いや、自分はもっとできるはず。
しばらく葛藤はありましたが、やっぱり美容が好きだったのでエステティシャンに戻ることを決めて
地元にも支店があった別の大手サロンに再就職します。
長くなったので続きは次回です。
読んでくださりありがとうございます♡